大学生のとある日にパチンコを覚えたが、大学生時代は友人との遊びに夢中だったのでそこまで影響は無かったと思う。
問題になったのは社会人になってからだ。
友人と疎遠になっていき、一人の時間が増えた。
趣味も特になかったので、パチンコに行く頻度が増えてしまったのだ。
最初は月に数回行く位だったが、加速度的に頻度が増えていき休日は大体通うようになった。
次第に仕事終わりにもほぼ毎日行きだして、仕事とパチンコのみの日々が続いた。
物欲や趣味もないので、収入ー生活費＝パチンコ代となってしまった。
外食は昔から控えめなので、毎月10万円近くはパチンコ資金に充てていただろう。
収入の半分位はパチンコの資金にしていたのだ。
勿論勝ち負けを繰り返すが、なんという事は無い。
消費する時間が変わるだけで、お金は減り続けた。
何とも滑稽な話である。
こんな生活を続けていれば突然の出費に困る時がやってくる。
その時の対処を誤れば勿論、転落の加速が起こってしまうのだ…
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